ALSケアガイド
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患者の声:運動障害が起こったら
最初の違和感は、車のエンジンキーが回せなかったことです。 この頃、筋トレ好きな自分は懸垂を毎回7回3 セットやっていました。しかし5 回が限界となり筋力低下は進…
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患者の声:医療的ケア(痰吸引)
ALS を発症して 36 年になります。その間に肺炎にもなり、鼻マスクを着けた時期もありましたが、現在は人工呼吸器を装着しています。 昔は吸引をしてくれるヘルパ…
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患者の声:コミュニケーション
誤嚥性肺炎で大学病院に緊急搬送された時、すぐに気管切開が必要な状態でした。しかし私は生きることを諦め延命処置を拒否していたので、病院は挿管することも気管切開する…
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家族の声:保険について
主人がALS を発症したのは43 歳の時です。左足に力が入らないというのが始まりです。 進行が早く1年後には歩行が困難となり、それまで勤めていた会社に行かれなく…
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患者の声:嚥下困難があったら
肺活量が60%に落ちたので、胃ろう造設を体力のあるうちにと決意し、医師との話し合いで、二番目に太いチューブでバンパー型を選択した。 手術室で胃カメラを目の当たり…
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患者の声:レスパイト入院
私の在宅療養は、主となる介護を家内にお願いしています。私は人工呼吸器を装着しているので、家内は介護サービスを除いた全ての時間、待った無しの過酷な生活を強いられて…
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患者の声:災害への備え
あの東日本大震災の時、私は訪問リハビリの時間でリクライニング式車椅子に乗っていました。 突然、車椅子が倒れるかと思うほどの大きな揺れにみまわれ、リハビリの先生が…
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家族の声:呼吸が困難になってきたら
ALS を告知された時から、進行過程で呼吸困難になることは覚悟していました。 SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)が下がってくると呼吸が辛くなるといわれていますが…
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家族の声:災害への備え
近年、台風などの災害が多いこともあって、大型台風の日に初めて避難をしました。テレビなどで早めの避難を盛んに呼びかけていましたが、人工呼吸器装着の夫を抱え迷ってい…
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患者の声:希望をもって生きる
9ヵ月前にALSの確定診断を受け、それ以来、生活は一変し、病気と向き合う闘病の日々を送っています。ALS は現在、治すことのできる治療薬というものがなく、進行を…