ALSケアガイド
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呼吸リハビリテーション(2)機械的咳嗽補助(MI-E)
咳が弱い場合、咳嗽(がいそう)補助機器(MI-E)を使うことで咳を強くすることが可能です(咳嗽:肺や気道から空気を強制的に排出させるための生体防御運動)。陽圧と…
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呼吸リハビリテーション(3)新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER®」
ALS 患者に対する新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER®」が、国立精神・神経医療研究センターによって開発されました。ALS 患者は病状の進行による咳…
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在宅療養を支える制度(1)制度の概要と公的医療保険
在宅療養を支える 4 つの制度 在宅療養を支える 4 つの制度があります。組み合わせて活用します。 1.公的医療保険 ・日本は国民皆保険制度をとっています。病気…
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在宅療養を支える制度(2)難病医療費助成制度
在宅療養を支える 4 つの制度 2.難病医療費助成制度 「難病の患者に対する医療等に関する法律」に基づき、医療費助成の対象疾病を指定難病として、現在、筋萎縮性側…
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在宅療養を支える制度(3)介護保険制度
在宅療養を支える 4 つの制度 3.介護保険制度 40 歳以上の筋萎縮性側索硬化症患者は、認定された支援・介護度(7 つの認定区分に分かれる)に応じて介護サービ…
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在宅療養を支える制度(4)障害者総合支援法
在宅療養を支える 4 つの制度 4.障害者総合支援法(障害のある人の福祉) 身体障害者手帳などの利用による各種サービス 障害のある人の福祉には、住んでいる都道府…
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生活支援(4)ALS 患者の栄養療法について
栄養障害が進行すると、筋肉量減少、免疫力障害、生体適応障害がおきます。診断前後の体格指数(BMI)を比較して気をつけましょう。また病前体重の10% 以上の体重減…
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生活支援(5)生活便利用品
(さらに…)
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介護体制整備(1)医療的ケア(痰吸引)について
2012 年、それまで医療者と家族にしか許されていなかった医療的ケア(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ・胃ろう等)を、第3号研修(1号・2号でも可)の資格を得れば…
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生活環境整備(1)コミュニケーション
自分ではまだまだ意思疎通ができると思っていても、病気の進行により話しにくくなった、周りの人が聞き返すことが増えたと感じたら、早期にコミュニケーション方法を習得し…