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ALSの症状と治療(3-1)進行期の医療・介護・福祉:四肢(手足)、体幹(胴体)の運動系障害はどの程度であるのか
(1)四肢(手足)、体幹(胴体)の運動障害に対する医療介護ケア 今残っている運動機能の維持、使わないことによる筋萎縮や関節の拘縮を予防することを主目的にして、過度の運動や疲労蓄積は避けることが原則です。過去に、筋萎縮を防ぐ目的で治療的電気刺激(TES)が試みられ、筋萎縮の改善を認められたとの報告はありますが、長期的な効果の報告はなく、使用には注意が必要です。 これまでALS患者の呼吸理学療法として徒手による呼吸介助療法が行われてきましたが、近年では、肺を膨らませ、肺や胸郭の柔軟性を維持・改善し、呼吸状態を少しでもよくすることを目的に開発された機器LIC(