呼吸リハビリテーション(3)新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER®」

ALS 患者に対する新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER®」が、国立精神・神経医療研究センターによって開発されました。ALS 患者は病状の進行による咳嗽力の低下などを呼吸理学療法として、強制深吸気(吸い込むことができる最大強制換気量)を得る呼吸理学療法を行う必要がありますが、これまでは病状が進行したALS 患者では息溜めに用いる筋力が低下しており、実施が難しいという問題がありました。開発された機器は、息溜めができる機能が内蔵(一方向弁)されており、自ら陽圧をリリーフできることや高圧には安全機構が働くため陽圧に慣れていない患者にとって優しい機器と

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