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呼吸が困難になってきたら(3)自宅で呼吸状態をモニターする
ALS の進行速度は人それぞれです。いつ呼吸障害が顕著になるか予測はつきません。しばしば自覚症状のないまま、いつの間にか血液中の炭酸ガスが上昇していることがあり、定期的な血液ガス測定や呼吸機能のチェックが必要です。簡便に実施するには、自宅に酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)を常備して測定するとよいでしょう。血液中の酸素飽和度90%までを一応の安全の目安とします。それより低下すると血液中の酸素分圧は急速に低下するので、何らかの呼吸サポートが必要となります。