在宅療養を支える制度（１）制度の概要と公的医療保険

在宅療養を支える 4 つの制度

在宅療養を支える 4 つの制度があります。組み合わせて活用します。

１．公的医療保険
・日本は国民皆保険制度をとっています。病気や心身の状態に応じて、必要な医療サービスを受けられます。
・通院が難しくなった際の訪問診療なども含まれます。
・高額療養費制度：原則医療費が１ヵ月の上限額を超えた場合、超えた額が支給されます。
２．難病法
・ALSなどの指定難病では、医療費の助成を受けられる制度です。都道府県・指定都市に申請します。
・患者の負担は原則２割（後期高齢者は１割）ですが、所得に応じて自己負担上限額が設定されています。
・各都道府県に難病相談支援センターを設置。支援員（相談員）が悩みや不安に対応しています。