「飛びだそう！ 世界へ」
その気になれば、ALSになったって、新幹線にも乗れるし、飛行機だって乗れる。人工呼吸器をつけて海外へ行く人だって、何人もいます。そう捨てたもんじゃありません。航空会社によって、持ち込みOKな人工呼吸器やバッテリーが決められており、医療機器の持ち込み、使用条件、座席の具合や機内での過ごし方など、何ヵ月も前から航空会社の担当窓口と交渉、綿密な打ち合わせが必要です。携行品だって相当な量になります。また、各航空機会社指定の医師の診断書と同意書も必要です。往路と復路で利用する航空会社が異なる場合は特に要注意です。蘇生バッグのほか、十分なバッテリーや変換プラグ等も必需品です。
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