家族の声:災害への備え

近年、台風などの災害が多いこともあって、大型台風の日に初めて避難をしました。テレビなどで早めの避難を盛んに呼びかけていましたが、人工呼吸器装着の夫を抱え迷っていたところ、隣家から電話があり「避難を手伝う」という言葉で決心しました。

強い風雨の中、隣家に手伝ってもらいながら夫を車に乗せ、避難所へ着きました。避難所の職員は夫を見て「ベッドや発電システムも無いので困った」と言いながら、畳の部屋へ案内してくれました。先に避難していた方々も手伝ってくださり車椅子ごと部屋に上げてもらいました。窓からは今にも氾濫しそうな濁流が見え、強風のうなり音も耳につきます。

そんな中、人工呼吸器の業者が来て人工呼吸器の警報音の対処をしてくれただけでなく、避難所の停電に備え自宅へ発電機を取りに行く私に同行してくれました。いつもすぐに駆けつけて下さるので心強いです。夜9時に隣家の家族5人で様子を見にきてくれ、風雨が弱くなったからと自宅へ帰る手伝いをしてくれました。おかげで夫はベッドで寝ることができ、やっと笑顔になれました。

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