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運動障害が起こったら(1)
近年の研究では、適度な運動は筋力維持に有効であるとされ、特に発症初期など軽度なALS 患者にはその有効性が示されています。以前はALS 患者の運動は筋力低下進行のおそれがあると考えられ、運動は積極的にはやらないという認識が広まっており、過剰な運動を懸念していました。 ALS で避けなければいけないことは、廃用性症候群(使わないことによる機能低下)と過用症候群(使いすぎることによる筋力低下)です。患者一人ひとりに合った適切な運動内容や負荷量を設定することがなにより重要で、それには、理学療法士(PT)らによる安全性と効果の判定評価が必要になります。栄養状態や