嚥下障害(1)摂食嚥下のメカニズムとALSの進行について

歯科医師であり人工呼吸器を装着したALS 患者でもある私が、歯科医師の視点と当事者としての体験から語らせていただきます。

三保 浩一郎 広島県支部支部長・歯科医師・人工呼吸器装着

図に示すようにヒトの摂食動作は、
①「 口腔準備期」:口腔内でモグモグと咀嚼、舌の中央に食塊を形成する。
②「 口腔送り込み期」:形成された食塊を舌を使って咽頭へ送り込む。
③「 咽頭期」:食塊を嚥下反射により咽頭から食道へ送り込む。
④「 食道期」:食塊が食道を通過。

に分割されます。

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