要約
ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された場合、年齢に関係なく「特定医療費(指定難病)受給者証」を申請することで、治療費の助成を受けられます。申請手続きは以下の通りです:
- 都道府県の窓口で申請書と臨床調査個人票(診断書)の用紙を入手します。
- 指定医療機関の医師に診断書を作成してもらいます。
- 申請書、診断書、健康保険証の写し、住民票、市区町村民税課税証明書を添えて、保健所に提出します。
受給者証を取得すると、自己負担上限額を超える医療費について国から補助が受けられます。自己負担上限額は所得や症状の重症度に応じて異なり、例えば人工呼吸器を装着している重症患者の場合、月額1,000円の負担となります。なお、入院時の差額ベッド代や介護人の費用など、保険診療の範囲外の費用は助成の対象外です。
受給者証の有効期間は1年間で、特別な事情がある場合は最大1年3ヵ月まで延長可能です。その後は毎年継続申請が必要となります。
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