主人がALS を発症したのは43 歳の時です。左足に力が入らないというのが始まりです。
進行が早く1年後には歩行が困難となり、それまで勤めていた会社に行かれなくなりました。その半年後には人工呼吸器を装着しました。
我が家には小学生と中学生の3人の子どもがいます。そして発症の2年ほど前に、マンションを購入するために金融機関から多額の融資を受けていました。これから住宅ローンを返済していかなければならないという時で、主人も私も経済的な心配をしていたところ、日本ALS 協会の方から高度障害と認定されれば住宅ローンの返済が免除されること、同様に生命保険も保険金が受け取れることを教えていただきました。早速に申請をすると住宅ローンは免除になり、高度障害保険金を受け取ることができ、とても助かりました。
主人が人工呼吸器をつけてから、生命保険金、障害年金、重度心身障害者手当等のおかげで経済的に困ることなく、家族5人自宅で過ごせていることに感謝しています。
40 代 女性
夫がALS の告知を受け仕事を失ったのは58 歳です。
保険の嫌いな夫は自分の健康に自信もあり、少しの保険しかかけていませんでした。しかし、高度障害を認めていただき、残っていた家のローン300 万円位の返済も免除になり、残ったお金で在宅療養生活がうまくいくよう、お風呂を改修したり居室を整えることができました。
長い療養生活の中で、夫のために改修したお風呂や段差、トイレは、今私の生活も支えてくれます。
60 代 女性
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